大雨(洪水)防災教育プログラム

洪水防災教育プログラム【YOU@RISK活用】※工事中

大雨時の洪水災害から自分の命を守るためには、大雨時の洪水の発生を認知して、その場の状況に応じた最適な対応を考え、自分の身を守る行動を慌てずに行うことが重要です。本プログラムは、洪水に対して主体的に行動する態度を身に付けるための防災教育を実践する学習プログラムとして開発しました。

概要

本プログラムでは、豪雨時の災害(洪水)や気象情報、避難情報の基礎的な知識を習得する事前学習、地図情報(ハザードマップ)を使って、地域の洪水リスクや洪水から自分の命を守る判断と具体的な避難行動を考える地図学習、の3ステップで防災教育を実践することができる学習教材です。GIGA スクール構想で整備された情報端末(タブレット型コンピュータ等)を活用し、地理的な学習と防災教育をリンクさせたICT 教材「YOU@RISK_洪水版(防災科学技術研究所)」を用いた学習を可能にします。プログラムの開発では、多くの学校現場で先生が実践し、学習効果を検証しながら改善を図りました。また、先生方によって自校化できるよう、ダウンロードした教材は、修正・複製可能なファイル形式で提供しています。

プログラムの構成

単元構成

ICT教材を使った3ステップの学習によって、大雨によって起こる洪水災害の被害・影響や洪水への備えを理解し、大雨時の洪水に対して適切な判断と対応行動がとれる災害対応能力を向上させる。

テップ1_事前学習(50分)

洪水による災害を学び洪水への備えを考える

【学習目標】
 1.洪水の特徴及び洪水によって起きる被害・影響を理解する
 2.洪水から身を守るための備えを理解する
 3.洪水に関する避難情報と洪水から身を守るためのとるべき行動を理解する

ステップ2_学習指導案(50分)

洪水災害のリスクを理解して自分の身を守るための対応行動を考える

【学習目標】
 1.地図情報(YOU@RISK)を使って洪水による浸水範囲(被害及ぶ範囲)を調べ理解する
 2.地図情報(YOU@RISK)を使って洪水が発生した時の危険な場所や避難場所を調べ理解する
 3.地図情報(YOU@RISK)を使って洪水が発生した時の避難経路や避難行動を考える

ステップ3_学習指導案(50分)

洪水災害への対応力を高める

【学習目標】
 1.グループで協力して地域の洪水リスクや適切な避難行動を考える
 2.グループで話し合ったことをまとめ発表する

※ダウンロードファイルは、圧縮ファイル(ZIP形式)になっていますので、解凍してご利用下さい。
※解凍したファイルは、Word及びPowerPoint形式です。プログラムの複製(コピー)、修正は自由です。
※本プログラムは、学校防災教育の支援を目的として提供しています。学校現場以外での使用は禁じます。(目的外使用の禁止)

参考資料・リンク