津波防災教育プログラム

津波防災教育プログラム【YOU@RISK活用】※工事中

津波から自分の命を守るためには、大地震後の津波の発生を認知して、その場の状況に応じた最適な対応を考え、自分の身を守る行動を慌てずに行うことが重要です。本プログラムは、津波に対して主体的に行動する態度を身に付けるための防災教育を実践する学習プログラムとして開発しました。

概要

本プログラムでは、津波を発生させる大地震や津波の基礎的な知識を習得する事前学習、地図情報(ハザードマップ)を使って、地域の津波リスクや津波から自分の命を守る判断と具体的な避難行動を考える地図学習、の3ステップで防災教育を実践することができる学習教材です。GIGAスクール構想で整備された情報端末(タブレット型コンピュータ等)を活用し、地理的な学習と防災教育をリンクさせたICT 教材「YOU@RISK_津波版(防災科学技術研究所)」を用いた学習です。プログラムの開発では、多くの学校現場で先生が実践し、学習効果を検証しながら改善を図りました。また、先生方によって自校化できるよう、ダウンロードした教材は、修正・複製可能なファイル形式で提供しています。

プログラムの構成

単元構成

ICT教材を使った3ステップの学習によって、大地震によって起こる津波の特徴や起こる被害・影響、津波への備えを理解し、津波や津波情報を認知した際の適切な判断、対応能力を向上させる。

ステップ1_事前学習

津波による災害を学び津波への備えを考える

【学習目標】
 1.津波の特徴及び津波によって起こる被害・影響を理解する
 2.津波から身を守るための備えを理解する
 3.津波が発生したことを認知した時にとるべき行動を理解する

ステップ2_地図学習

津波から身を守るための対応行動を考える

【学習目標】
 1.地図情報(YOU@RISK)を使って津波による浸水範囲(被害及ぶ範囲)を調べ理解する
 2.地図情報(YOU@RISK)を使って津波が発生した時の危険な場所や避難場所を調べ理解する
 3.地図情報(YOU@RISK)を使って津波が発生した時の避難経路や避難行動を考える

ステップ3_地図学習(グループワーク)

津波災害への対応力を高める

【学習目標】
 1.グループで協力して地域の津波リスクや適切な避難行動を考える
 2.グループで話し合ったことをまとめ発表する

※ダウンロードファイルは、圧縮ファイル(ZIP形式)になっていますので、解凍してご利用下さい。
※解凍したファイルは、Word及びPowerPoint形式です。プログラムの複製(コピー)、修正は自由です。
※本プログラムは、学校防災教育の支援を目的として提供しています。学校現場以外での使用は禁じます。(目的外使用の禁止)

参考資料・リンク

津波についての知識