防災教育研修プログラム(地理総合・防災)
2022年度から必履修科目となった高等学校「地理総合」の「自然環境と防災」をベースに、研修で習得した知識と技能をもとに、生徒に災害から「自分の命は自分で守る」という防災意識と対応力を身に付ける防災教育の指導力を向上させる、先生向けの研修プログラムです。
概要
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プログラムの構成
STEP1「基礎学習」
学習1:ハザード理解と気象・避難情報活用の基礎
【学習目標】
1. 近年の気象災害,自然と社会の相互関係
・洪水・土砂災害の誘因(ハザード)について説明できる
・洪水・土砂災害の素因(土地条件・社会的条件)について説明できる
・洪水・土砂災害を起こす要因(誘因・素因の関係性)について説明できる
・人間と自然環境との相互依存関係(恩恵と脅威)について説明できる
・土地利用の変化や環境の改変と災害とが関係していることを理解している
2. 気象情報と避難情報
・気象情報と避難情報の内容を説明できる
・気象情報と避難情報に応じたとるべき行動を説明できる
3. ハザードマップと地理情報システム(GIS)
・ハザードマップの種類や内容を説明できる
・ハザードマップの有用性と限界を説明できる
・地理情報システム(GIS)とはどのようなシステムか理解している
STEP2「ICT学習」
学習2:身近な地域の特性を知り災害リスクを考える
【学習目標】
1. ウェブGISの操作を習得して地域特性を読み取る
・「重ねるハザードマップ」を使って,大雨災害(洪水・土砂災害)の想定範囲を説明できる
・「重ねるハザードマップ」を使って,避難所・避難場所の位置や指定された災害種別を説明できる
・「地理院地図(電子国土Web)」を使って,土地の特徴や成り立ちを説明できる
・「地理院地図(電子国土Web)」を使って,土地の起伏を具体的に説明できる
・「今昔マップ」を使って,土地利用の変化や環境の改変から地域の歴史(履歴)を説明できる。
2. ウェブGISで地域の災害特性を読み取る(個人ワーク)
・ウェブGISを使い、地域の災害素因(自然環境や社会の脆弱性)を説明できる。
・ウェブGISを使い、地域の大雨災害(洪水・土砂災害)の危険性を説明できる。
※ダウンロードファイルは、圧縮ファイル(ZIP形式)になっていますので、解凍してご利用下さい。
※解凍したファイルは、Word及びPowerPoint形式です。プログラムの複製(コピー)、修正は自由です。
※本プログラムは、学校防災教育の支援を目的として提供しています。学校現場以外での使用は禁じます。(目的外使用の禁止)